「紅楼夢」の料理談義―名作を舌で味わう(その1)

小倉和夫 国際交流基金顧問

西遊記、三国志演義、水滸伝と並んで、中国の四大奇書の一つと言われる「紅楼夢」は、一八世紀末に曹雪芹そうせつきんによって書かれた作品であること(正確に言えば、現存の作品の80章まで)はよく知られている。

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