「紅楼夢」の料理談義―名作を舌で味わう(その11)
紅楼夢に登場するお菓子は、焼き餅(第六五章)や月餅(第七五章)、あるいは粽(第三一章)など、我々に馴染みのあるものも見られる一方で、どういう作り方をしたのかは、当時の食あるいは料理についての史料にあたらないとよくわからな […]
「紅楼夢」の料理談義―名作を舌で味わう(その10)
紅楼夢には、いくつかお菓子が登場する。月餅や焼き餅など、ありきたりの物も登場するが、中には、内容がかならずしも明らかではなく、翻訳に困難をきたすような物も登場する。 他方、紅楼夢の中でお菓子がどのように使われ、食されて […]
第10回JACCCO連続講演会「中国を知る」のご案内
JACCCO理事長の宮本雄二(元駐中国日本大使)が、「中国の現状を読み解く」をテーマに講演いたします。 * 開催日時:2026年5月12日(水)16:30~18:00(開場16:00) 会場:日中友好会館大ホ […]
「紅楼夢」の料理談義―名作を舌で味わう(その9)
紅楼夢に登場する果物は、単に「果物」とされ、具体名が出て来ない時もあるが、果物名まで登場する例を、それを食したと思われる登場人物とともに列挙すると、ほぼ次のようになる。 桃(宝玉、「ご隠居」)第一一章茘枝(ライチ)(探 […]
「紅楼夢」の料理談義―名作を舌で味わう(その8)
中国料理ではお吸い物(中国語の「湯(たん)」)が重要な地位をしめてきたように、紅楼夢の中でもしばしば登場する。 もっとも、食事の一環として出される吸い物、あるいは汁ないしスープとは別の「湯」もある。たとえば、「酸梅湯 […]
「紅楼夢」の料理談義―名作を舌で味わう(その7)
粥は、中国料理になくてはならぬ存在だ。富める人も貧しき人も、北方であれ南方であれ、朝食でも夜食でも口にする。 一説によると、中国人は、6000年以上前、いわゆる石器時代からお粥を食べていたという。そのことは、西安郊外 […]
「紅楼夢」の料理談義―名作を舌で味わう(その6)
中国には、「香橙螃、蟹の月、新酒菊花の天」という言い回しがあり、秋の季節に「橙、柚子の香りを愛で、蟹を賞味し、月を眺め、新酒を味わい、菊を鑑賞する」楽しみを表現している。 まさにこの精神を体現して、紅楼夢でも、家の人 […]
「紅楼夢」の料理談義―名作を舌で味わう(その5)
中国料理といえば、焼いた鴨肉を甜麺醤をベースとした甘い味噌で和えて包んで食べる「北京ダック」を想起する人も多いほど、鴨料理は人気が高い。ただし、中国で鴨というのは通常日本でいう「アヒル」をさし、日本では野鴨や合鴨という […]
「紅楼夢」の料理談義―名作を舌で味わう(その4)
紅楼夢に登場する料理で、最も有名と言えるものは、第四一章に登場する奇妙な料理、中国語で「茄鯗(Jia Xiang)」という料理である。 「茄」はナスであるが、「鯗」は普通の辞書には載っていない文字で、元来干し魚を意味し […]
「紅楼夢」の料理談義―名作を舌で味わう(その3)
中国料理の中で高級な珍味としてもてはやされてきたものに、燕の巣の料理があることは広く知られている。 中国語では「燕窝」と書くが、今日のインドネシアなど、東南アジアの海岸の岸壁や洞窟などに燕が作った巣を漂白して、スープ […]










