第5回 有識者座談会

2025年12月8日、国際文化会館 岩崎小弥太ホールにて「日中間の文化交流がどうあるべきか」をテーマに第5回有識者座談会を開催しました。

本座談会では、文学、美術、哲学・思想、教育・研究など各分野の第一線で日中交流に携わる有識者が、それぞれの経験をもとに、現在の日中関係とこれからの交流の可能性について意見を交わしました。

政治や経済によって両国関係が揺れ動く中にあっても、文化や芸術、学術、教育の交流は長期的な信頼関係を築く重要な基盤となります。日本文学や現代美術が中国の若い世代に受け入れられている現状や、日中の大学・研究者による共同の取り組みなどを通じ、国や制度の違いを越えて共有できる価値や可能性を確認しました。

対立や違いに目を向けるだけでなく、共通する文化・思想を見つめ、粘り強く交流を続けること。その積み重ねこそが、未来の日中関係とアジアの平和・発展につながるとの認識を共有しました。

※後日、動画のダイジェスト版を掲載いたします。

【登壇者】 ※敬称略
中島隆博(哲学者、東京大学東洋文化研究所長)
沓名美和(現代美術家、キュレーター、多摩美術大学客員教授)
綿矢りさ(小説家、芥川賞受賞作家)
宮本雄二(JACCCO理事長)

【モデレーター】
近藤誠一(JACCCO理事、元文化庁長官)