「紅楼夢」の料理談義―名作を舌で味わう(その6)
蟹の宴と詩歌の夕べ
小倉和夫 国際交流基金顧問
中国には、「香橙螃、蟹の月、新酒菊花の天」という言い回しがあり、秋の季節に「橙、柚子の香りを愛で、蟹を賞味し、月を眺め、新酒を味わい、菊を鑑賞する」楽しみを表現している。
まさにこの精神を体現して、紅楼夢でも、家の人々が蟹を食べ、秋の草花を愛でながら、詩を吟ずる情景が描かれている(第38章)。
中国には、「香橙螃、蟹の月、新酒菊花の天」という言い回しがあり、秋の季節に「橙、柚子の香りを愛で、蟹を賞味し、月を眺め、新酒を味わい、菊を鑑賞する」楽しみを表現している。
まさにこの精神を体現して、紅楼夢でも、家の人々が蟹を食べ、秋の草花を愛でながら、詩を吟ずる情景が描かれている(第38章)。