「紅楼夢」の料理談義―名作を舌で味わう(その7)

粥にも文学的味
小倉和夫 国際交流基金顧問

 粥は、中国料理になくてはならぬ存在だ。富める人も貧しき人も、北方であれ南方であれ、朝食でも夜食でも口にする。

 一説によると、中国人は、6000年以上前、いわゆる石器時代からお粥を食べていたという。そのことは、西安郊外の半坡はんぱ遺跡から粥を煮る鍋が大量に見つかったことからも推測できるとされる。

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