2025年7月22日、JACCCOはアジア太平洋観光社と共催で、「東西文明対話の深化を目指して」をテーマとして、シンポジウムを開催しました。

 

　JACCCOからは宮本雄二理事長、小倉和夫評議員、王敏参与が、また中国側有識者として陶徳民関西大学名誉教授、朱建栄東洋大学名誉教授、娄暁琦（中国）文明雑誌社社長が参加しました。

 

　文明論、文化論を中心にして、日中の歴史的な体験と交流、東西文明対話の意義と挑戦、人類共通の文明構築の可能性、国際秩序のあり方、地域協力の方向性などについて、興味深い意見交換が行われました。

 

　宮本雄二理事長は総括の中で、今回の議論を通じて、新しい時代における日中の対話と交流の主要なテーマが、日中の共通の価値観や理念を見出し確認し合うことにあることが明らかとなった旨指摘し、今回のような日中による東西文明対話の継続の重要性と、そのことを通じて日中がアジアと世界の相互理解と平和の増進に貢献し続けることの必要性を語りました。（写真提供・株式会社 アジア太平洋観光社）